カキの大量死は岡山でも

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カキの大量死は岡山県でも起きていて、県は先月、日生町・寄島町漁協で現地調査を実施。また、生産量日本一の広島県でも同様の事態となっていて、きょう(19日)鈴木憲和農水大臣が養殖場の視察に訪れるなど、異例の事態となっています。

松本さんは毎日大量に水揚げしていますが、実際に出荷できるのは1日わずか4キロほど。大きさも例年にないほど小ぶりだといいます【画像⑤】。

(松本繁勝さん)
「今年1年でこんなに悪い年が終わったら良いんですが、そんな気がしない。今までだったら当たり前のことだったんだけどね」

これから最盛期を迎えるはずのカキ。現時点で対策のしようはなく、生き残ったわずかな量を出荷し来年に望みを託すしかないのが現状です。

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