これから旬を迎えるカキですが、瀬戸内海の各地で大量に死滅するケースが確認されています。さぬき市の志度湾でも壊滅的なダメージを受けていて、漁師は頭を悩ませています。


(瀬戸大輝記者)
「冬の味覚カキの水揚げが行われています。しかし今年は異変が起きているということです」

【画像①】

香川県内の約9割の水揚げ量を誇るさぬき市志度湾【画像①】のカキ。しかし…。

(松本繁勝さん)
「9割死んでいます。殻が全部開いている。全部死んでいます。ひとつも生きていない。今まで50年間で2回くらい。そのぐらいに悪い」

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カキの養殖を始めて50年の松本繁勝さんです。例年10月中旬に水揚げを始めるということですが、今年は多くが死滅し、成長も遅いことから、半月ほど開始を遅らせたといいます。その原因となったのは…