■人気のオリジナルメニュー バナナと〇〇〇のコラボレーション?
リポーター「続いてやって来たのは山鹿市(やまがし)の豊前街道(ぶぜんかいどう)です。ここで新しい挑戦を始めたのが、この果物店なんですね」

4月9日にリニューアルオープンした「CAFE BANANA(カフェ バナナ) かきやま果実」東京でサラリーマンをしていた柿山 佳津樹(かきやま かつき)さん は 、およそ60 年続いていた両親の果物店を受け継ぎました。
CAFE BANANA かきやま果実 柿山 佳津樹さん
「父と母が 相次いで他界して、私が後継ぎで。この場所で商売をやりたいと思い、ここに戻って来たという感じです」

昔からの常連客
「何十年と来ている」
佳津樹さん
「30年、40 年どころじゃないかなと」
昔からの常連客
「にいちゃん(佳津樹さん)たちがこうやって店を出したからよかった。(豊前街道)下町も、ちょとは賑わないと 」
果物の販売はそのまま、若い世代にも来てもらいたいと、新たな挑戦としてカフェも始めました。
佳津樹さん
「両親がやっていたときからバナナはすごく人気がある商品だったので、店の屋号にもバナナというのを入れてみたいなと。仕入れ先だったりとか保管の状態だったりとか受け継いでやらせていただいています」
■ 果物+エスプレッソ!?
そんな両親こだわりのバナナを受け継ぎ、新たな看板メニューとして打ち出したのが「バナナスムージー」材料は凍らせたバナナと牛乳のみ。素材の味を生かした一杯です。
リポーター
「これめちゃくちゃバナナですね。すごく香りがよくて、甘さも本当に濃厚なバナナの甘さ。これはおいしいです」
佳津樹さん
「ありがとうございます」
さらに、新たに 力を入れているのがコーヒーの販売。
佳津樹さん
「もう本当にコーヒー好きです。ずっとコーヒーのことばかり考えていたので、焙煎から抽出までこの場所でやってみたいなと思って」
豆は中米、インドネシア産など世界各国の高品質で厳選したものを取り寄せ使用。
そのこだわり抜いたコーヒーと、受け継いだバナナを合わせたオリジナルメニューが「エスプレッソバナナ」
こちらが大人気 で、1 日に80 杯売れることもあるんだとか 。

利用客
「これおすすめです」
「おいしい」
佳津樹さん
「本当に気軽に誰でも立ち寄れるようなお店にしたい。お年寄りから若い人たち、いろんな人が気軽に入ってこれる店にですね」
リポーター
「天国でお父様もお母様も、この完成を見て喜ばれてるんじゃないでしょうか」
佳津樹さん
「心配しているかもしれないですけど、本当喜んでいるんじゃないかなと思います」