まるでスパイダーマン?体を支えるのは2本のロープだけ

続いては6階建てビルの窓を拭く男性たち。

クリエイトライフ岡村 岡村嵐さん「小さな子どもたちが、珍しいのか手を振ってくれることがすごくうれしいですね。スパイダーマンみたいと言われたことがあります」

たしかに壁に張り付き窓をふく姿はスパイダーマンのようにも見えます。

ビルの窓ふきはこの時季、依頼が多いということですが、その理由が… 

クリエイトライフ岡村 岡村和博 社長「黄砂や花粉・砂埃などは非常に多いですね」

今回は、熊本城を見ながら食事ができる飲食店からの依頼です。高さおよそ25メートルでの作業、久しぶりの現場となった岡村和博社長の息が上がります。

岡村社長「これ全部拭かなんと?」
従業員「全部拭きます」
岡村社長「まじで?まじか…」
従業員「きれいに拭かなんです」

近くを通りかかった人は…

通りかかった人「怖そう。やっている人たちは大変だろうなって。自分だったら怖くてできないなって思いますね」

作業員たちを支えているのは2本のロープ。作業中、怖いという気持ちはないのでしょうか?

従業員「怖いです」
従業員「けっこう怖いです」
福田光希さん「自分は高いのが苦手な方なので、降りる瞬間は怖い部分がありますね」

屋上から降りる時には体が震えます。ただ、岡村社長はこの怖さを持ち続けることが安全確認の徹底に繋がると言います。

岡村社長「私、高所恐怖症です。呪文じゃないですけど、心の中で今日も一生懸命がんばるぞという気持ちで作業を行っています」

作業開始からおよそ2時間、窓に熊本城がきれいに映るほどピカピカになりました。

岡村社長「お客さんから熊本城が一望できるように、きれいになるようにがんばりました。食事して頂きながら景観も楽しんで頂ければと思っています」