熊本県が2034年度の開通を目指す、熊本駅と熊本空港を結ぶ「アクセス鉄道」。事業費の見立ては610億円と、3年前の見立てより200億円膨らむ中、所要時間や運賃など、徐々に想定が見えてきました。
9月30日の県議会特別委員会で、熊本駅から熊本空港までの最短時間が示されました。
県の担当者「空港駅から熊本駅までの所要時間は普通列車で約48分、快速列車で約39分となりました」
熊本駅から肥後大津駅まで停車する駅を絞る快速列車を走らせることで、実現する計画です。

現在は渋滞すると「1時間~1時間20分」
県が整備を計画する空港アクセス鉄道は、JR豊肥線の肥後大津駅から熊本空港までの約6.8キロの路線です。

現在、バスで熊本駅から空港まで行くと、混雑している時は1時間~1時間20分かかることもあるため、鉄道を整備し、決まった時間で行き来できる「定時性」を確保したい考えです。