2月定例県議会が2月17日開会し、過去最高規模となる9000億円を超える来年度の当初予算案などを提出しました。

蒲島県政4期目の集大成となる来年度当初予算案の総額は、約9136億円。

今年度の9030億円を超え、当初予算案の段階としては過去最高となっています。


なかでも熊本県が力を入れるのが、TSMCの進出に伴う半導体産業のさらなる集積に向けた取り組みで、80億900万円を計上しました。


蒲島知事「半導体の更なる集積など、本県産業の現在の姿を発信する博覧会を開催し、国内のみならず世界に向け熊本をアピールして参ります」

蒲島知事は半導体産業の集積を、災害からの創造的復興と位置づけアピールするとし、TSMC周辺を含む交通渋滞解消や交通アクセス対策に24億8800万円、半導体関連の人材育成や確保に10億円あまりを計上しています。


2月定例県議会は3月17日まで29日間の日程で開かれます。