おととい1月28日 未明に発生した熊本市ごみ処理施設での火事は、鎮火まで18時間を要し、現在もごみの受け入れが停止されています。

今後、市民への影響はあるのでしょうか。

1月28日 午前0時ごろ、熊本市東区にある「東部環境工場」の焼却場のごみピットから火がでました。※ごみピット…収集してきたごみを一時的にためる場所

記者「建物の中は煙に包まれ、現場は緊急車両が来ていて、騒然としています」

ピットには、燃やす前のゴミが貯められていて、消火活動は18時間にも及びました。そしてきょう…

記者「あちらでは火事の影響で電気部品が損傷したということで、取り換え作業がおこなわれています」

未だ、焦げ臭い匂いが漂う中、火元となったピットを見渡せる場所に向かうと…

東部環境工場 右山敬基さん「煙やホコリなどがついて視界が悪くなっている」

今回の火事でけがをした人はいませんでしたが、設備の一部を損傷した影響でごみの受け入れは停止されています

では火事の原因は何だっのか?

熊本市は燃やすごみの中に混ぜられていたバッテリーやスプレー缶から出火した可能性があると発表しました。


施設としての対策はあるのでしょうか。

東部環境工場 右山さん「実際にスプレー缶やバッテリーが(可燃ごみの中に)入っていても見分けることが難しい」

現在、熊本市のごみは西部環境工場で全て受け入れている状況です。

仮にこの状態が続くと、市民生活にも影響がでてくる可能性もあり、熊本市は改めて分別の徹底を呼びかけています。