今年3月23日オープン予定の熊本空港の新ターミナルビル。その内部が公開されました。飲食やショッピング施設を強化した新ターミナルビルの姿とは。
およそ2か月後に開業を控える新ターミナルビル。その内部が初めて報道陣に公開されました。熊本城をモチーフにした落ち着いたデザインです。

記者「館内のいたるところには加藤家の家紋『蛇の目』のデザインが見られます。」

こちらは3階の出発ロビー。天井には小国の杉が使われ木の香りがただようフロアとなっています。

熊本国際空港 新原 昇平 社長「使っていただく方にとって、すごく居心地が良いものにしていきたいと思っていて、ここまでは非常に良い出来栄えでできあがっているのではないかと思っています」

そして、看板や壁の色を国内線が黒、国際線は白に統一し、利用者が一目で見分けられるよう工夫されています。


そんな新ターミナルビルの目玉の一つが搭乗待合エリアでの飲食や買い物。以前は2店舗しかありませんでしたが免税店や飲食店を充実させ25店舗に増えます。

新原 社長「お土産や飲食店も以前と比べるとかなり増やしたので、熊本のいいものを十分堪能して帰っていただきたい」
こちらは展望デッキ。これまでより近くで飛行機を見ることができるようになりました。さらに・・・

記者「展望デッキにつながるこちらの通路では待合エリアにいる家族や友人を搭乗の直前まで見送ることができます」

今後は隣に商業施設が増設され飛行機に乗らない人も楽しめる空港を目指していくということです。
