医療用の酸素や、農産物の低温物流などを手掛けるエア・ウォーターグループが玉名市に新たに物流拠点を建設します。
新設されるのは、エア・ウォーターの農産物物流を担う子会社「桂通商(かつらつうしょう)」の低温物流センターです。
県内で初めてとなる『共同の大型低温倉庫』は、JAなどを中心に、県内各地から集荷した農産物を保管する拠点としての機能を果たします。
荷役作業の効率化やトラック積載率の向上が期待されています。

エア・ウォーター 豊田喜久夫会長「(農協と)民間の企業が一体となって取り組むというのは例のないものだと思いますので、これが成功することは今後の生産者に勇気と希望を与えると」

また、トラックドライバーの長時間運転など労働環境の改善にもつながると期待されています。
この物流拠点は今年6月に着工し、来年2月に稼動予定です。
