大津町(おおづまち)の熊本県家畜市場(しじょう)では子牛の初セリが行われています。落札価格は下落傾向です。
今年最初の競りには生後6か月から8か月の子牛、約180頭が出品されました。

この競りに参加した肥育農家は、競り落とした子牛を大きく育てた後、肉牛として出荷します。
競り場では肥育農家が子牛を下見した後、掲示板に表示される体重や金額などを確認し落札していました。

畜産関係者によりますと、ロシアのウクライナ侵攻などの影響で牛のエサ代が1.5倍以上になっていて飼育のための経費が高騰したことから、肥育農家が子牛の購入に多くの予算を割けず、落札価格は去年と比べて15パーセントほど下落しているということです。


家畜市場ではあす1月11日、あか牛の競りが行われます。