立候補予定者 3人の考え方

▼自民党・現職の馬場成志 氏(60)

自民党・現職の馬場成志(ばば・せいし)氏(60)は、代わりの財源が確保できないことなどを理由に消費税の減税には否定的な考えです。ただ「物価高対策はやらなければいけない」と主張します。

自民・現職 馬場成志氏「物価高対策に関しては国民の皆さんのためにやらなければいけないと思っています。ただ、令和7年度の予算がスタートしたばかりでありますし、世界の情勢も目まぐるしく変わっていますので、そのあたりをしっかり見ながら、いつでも出せる球を準備しておく」


▼立憲・新人(公認予定) 鎌田聡氏(60)

一方、立憲民主党から公認される見込みの鎌田聡(かまた・さとる)氏(60)は、「消費税は減税すべき」とした上で「財源の捻出は可能」との見方を示しています。

立憲・新人(公認予定) 鎌田聡氏「基金の使っていない部分を含めて7.8兆円あるということははっきり分かりましたし、外為特会(特別会計)も活用できますし。減税につなげていくべきだと私は思っています」


▼参政・新人 山口誠太郎氏(36)

また参政党の山口誠太郎(やまぐち・せいたろう)氏(36)は、消費税をまず5%まで引き下げることや、インボイス制度の廃止が必要と訴えています。その上で、減少する税収は国債の発行で賄う考えです。

参政・新人 山口誠太郎氏「国債を発行すること。減税されたことで経済が回るので、そういったところで税収増が期待できるのではないかと。法人税や所得税ですね。増税(税収増)が見込めると考えています」

では、私たちは年間どの程度の消費税を払っているのでしょうか。