半導体製造大手の進出などで、人口が増加する熊本県菊陽町。街の変化に対応するため、警察は駐在所を交番に変更して、体制を強化します。

今年3月31日から運用を始めた大津警察署の「津久礼(つくれ)交番」は、それまで駐在所として、2人の警察官で菊陽町の東部を担当してきました。

しかし近年、TSMCの進出などで管内の世帯数が増え、取り扱う事案の件数も増加しています。

菊陽町での刑法犯罪認知件数

2020年:105件
2021年:141件
2022年:147件
2023年:274件
2024年:292件

そこで今回、警察官を6人に増やし、夜間パトロールなども行う24時間対応の交番にしました。

津久礼交番の代表者「安全で安心して暮らせる地域の実現に向けて、職務にまい進することを誓います」

人口約4万3800人の菊陽町。管轄する大津警察署は、「光の森」と「津久礼」の2つの交番で、より迅速な対応を目指します。