激戦区にはワケがある━━ 住宅地・大学・インバウンド

各店が独自の戦略を打ち出していますが、そもそもなぜ、この地域には焼き肉店が多いのでしょうか。

出店した理由やターゲット層を各店に聞いてみると

清香園 鶴巻惇さん「学校がたくさんあり、ファミリー層が多い」
焼肉きんぐ 志村優介店長「色々学校があり、ファミリー層が多い」

最近はこんな傾向も・・・

なんべんでん 西間庭秀人マネージャー「台湾の方とかTSMCの関係でこちらに流れてくる」
焼き肉きんぐ 志村優介店長「インバウンドの予約が増えており、多いときで月5~6件ある」

さらには人手不足の昨今、アルバイトを確保しやすいという特徴もあります。

この地域には熊本県立大学がある他、少し離れれば熊本大学、熊本学園大学、東海大学もあり学生が多い場所です。

匠番屋 松尾敏博店長「ありがたいことに近くに大学があるので、そちらのスタッフが9割以上。スタッフ不足には悩まされない」

とはいえ、近年は肉も野菜も値上がりし、原価高騰は頭の痛い問題です。利用客の心と胃袋を満たすため、日々努力。その熱い思いはどの店も共通のようです。