JR熊本シティは、熊本市西区の「アミュプラザくまもと」の昨年度(2024年度)の売り上げが初めて300億円を超えたと発表しました。
JR熊本シティが4月10日に発表した「アミュプラザくまもと」の2024年度の売り上げは、前年より8%多い301億円で、過去最高を更新しました。

JR熊本シティ 永田史朗社長「開業4年目にして300億を超え、(熊本に)マーケットとしてのポテンシャルを実感している」
<アミュプラザくまもとの売り上げの推移>※カッコ内は入館者数
2021年度:193億円(1130万人)
2022年度:238億円(1438万人)
2023年度:277億円(1707万人)
2024年度:301億円(1696万人)
入館者数は表面上、減少していますが、夏場に出入口で入館者数が正確にカウントできていない場合があったということです。
売り上げが増えた要因については、台湾の半導体製造最大手「TSMC」の熊本進出や円安の影響などで外国人客が増加傾向にあり、熊本駅周辺でマンション建設が進み、人口も増えたことで、休日を中心に売り上げが伸びたことなどを挙げています。

今年度(2025年度)の売り上げは、昨年度よりさらに3~5%の増加を目指していて、駅前広場での新たなイベントなども企画しているということです。