JR九州は、4月1日から29年ぶりに運賃を値上げします。
4月1日から値上げされるのは、JR九州の普通運賃、定期運賃(通勤・通学)、新幹線の特急料金、新幹線エクセルパス、一部の割引きっぷです。
※在来線の特急料金、グリーン料金などは据え置き
※九州新幹線の一部区間の特急料金、西九州新幹線の特急料金は据え置き
《新たな運賃・料金の例》
■JR豊肥線 (熊本駅~新水前寺駅)
(現在)片道210円 →(4月1日から)片道240円
■山陽・九州新幹線「さくら」指定席(博多~熊本)
(現在)片道3060円 →(4月1日から)片道3420円
これに伴い、熊本駅では駆け込みで通勤や通学の定期券を買い求める人の姿もありました。

大学生「きょう買おうかなと思って見てましたね。(6か月で)3000円ぐらい変わる」
別の大学生「えっ…値上げは知らなかったです」
――4月以降の定期は買いましたか?
大学生「まだ買っていないですね、買っておきます」
JR九州によりますと、今回の運賃値上げは安全性の向上やサービスの維持のために実施するということで、消費税増税のときを除けば1996年以来、29年ぶりということです。