JR鹿児島線の西里(にしさと)駅がきょう(12月10日)で開通から70周年を迎え、セレモニーが行われました。

熊本県の西里駅は、1943年に列車の行き違いや待機を行う「西里信号場」として開設され、70年前(1954年)の12月10日に駅として開業しました。

駅は現在、1日に約1800人が利用していて、駅のすぐ近くには熊本保健科学大学のキャンパスがあることから、全利用者の76%が学生だということです。

また、きょう(10日)は駅名の「にしさと」にちなみ、243枚限定の開業記念入場券も販売され、地元の人たちが記念に買い求めていました。

地元の人「私が生まれたのも70年前で(西里駅も)70だから、ちょうど古希。(子どもの頃)修学旅行とか金の卵(集団就職)の人たちにお菓子をもらったのが心に残っている」

地元の人「記念入場券買いました。バッジももらいました。大学の学生達とグランドゴルフを一緒にやるなど(西里駅を通して)いろいろ交流があるおかげで地域も活性化しています」