熊本県玉名市で「大俵まつり」のメインイベント、「大俵ころがし」が行われ、参加者がタイムを競いました。

13人の大人が合図とともに引っ張るのは、直径約2.5メートル、重さ1トンほどの大俵です。

この大俵ころがしは、江戸時代、玉名市高瀬が菊池川一帯の米の集積地で、米俵を転がして船に積み込んでいたことにちなんで始まったものです。

きょう(11月23日)は職場の同僚や学校の仲間など61のチームが思い思いの衣装で参加。

決勝は250メートルで時間を競い、「ブリヂストン伍伍圓(ごーごーまる)」が2分53秒で優勝しました。

また2回りほど小さい重さ200㌔の俵を引っ張る小中学生や女性の部も行われ、参加者たちは懸命に俵を引っ張っていました。