熊本市の大西一史市長は、11月定例市議会の冒頭で、熊本市の路面電車・熊本市電の決済方法として、廃止も検討されていた全国交通系ICについて「継続」する方針を明らかにしました。

大西市長は継続の理由を「市民や利用者にとっての利便性の向上と、コストの適正化を総合的に判断した」としていて、今後、全国交通系ICの利用が可能な機器に更新するということです。

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