知人女性に無理やりキスをした罪に問われている熊本県大津町職員の男の初公判が熊本地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を否認しました。
不同意わいせつの罪に問われているのは、大津町職員の遠藤昌視被告(59)です。
起訴状によりますと、遠藤被告は今年2月15日、亡くなった部下の妻の自宅で、女性に無理やりキスをした罪に問われています。

今日(26日)の初公判で遠藤被告は、「間違っている。同意があったと思っている」と起訴内容を否認しました。
また弁護側も「遠藤被告は女性に同意があったと認識していた」として、無罪を主張しました。
一方、検察側は事件の直後に女性が、「ばかなことをしないでください。私にそんな気はありません」とのメッセージを送ったのに対し、遠藤被告が「申し訳ありませんでした」と返信をしたと主張しました。
検察側によりますと、遠藤被告は当時、亡くなった部下に線香をあげることために女性の自宅を訪れていたということです。
次回の裁判は、12月16日に女性の証人尋問を予定しています。









