
坂倉は、今シーズンに向け、バットの形状の改良にも取り組みます。11月に 西川龍馬 と岐阜県にあるバット工場を訪れ、バット職人の 名和民夫 クラフトマンに、より振りやすさを求めた改良を依頼しました。

坂倉将吾 選手
「グリップエンドの形だったりとか、グリップの太さだったりとか、ヘッドの部分のくり抜きだったりとかっていうのを見直して作ってもらったんですけど、“侍(ジャパン)” のときも、頼んだバットを使っていたんですけども、そこでも使っていて思うところがあったので、そのへんを今回は伝えて、また新しく作ってもらいます」

ミズノテクニクス バット担当
名和民夫 クラフトマン
「『グリップをもう少し改良したいです』っていうことでご要望いただいたので、それに関しては来週以降にそれを試して作らさせていただいて、またお手元に届けるということになると思います。(グリップを)ちょっと細くしたいなっていうようなことでしたので、その細くするのもどのぐらい細くするのか。0.3ミリなのか0.5ミリなのかっていうところがありますから、その辺をちょっと何種類か作らさせていただいて、送らせていただくということになるかと思います」

坂倉将吾 選手
「ぼくはもう振りやすさ重視なので、振りやすさと振り抜きのよさを全部、加味して、あと握った感じと、自分がチェックポイントとしているところがはまればいいかなと思っているので。もう今、何個か作っているので、その中でフィーリングの合うものを選べたらなと思っています」
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石田充 アナウンサー
道具にはいろんな数字が出てきました。0.3ミリ…、そういう世界なんですね。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
わくわくしていますね、石田さん。
青山高治 キャスター
どういう興奮の仕方なんですか(笑)
田村友里 キャスター
それだけ繊細ってことですよね。
石田充 アナウンサー
フィーリングなんですけど、そういったミリ、さらに細かいサイズ感。
天谷宗一郎 さん
皮1枚で変わってくるんです。大きく変わってくるので。
青山高治 キャスター
そのこだわりが反映された道具が届くわけですね。
天谷宗一郎 さん
だからこそ、納得しているからこそ試合で思い切って表現できるんです。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)