号砲がいよいよ9日に迫った中国実業団駅伝をお伝えします。

元旦恒例のニューイヤー駅伝の予選会を兼ねるこのレース、今年はどのチームが中国地方の王者に輝くのでしょうか。

(去年の実況 石田アナウンサー)
「中電工、中国王者返り咲き!3年ぶり2度目の頂点に輝きました!」

王者・中電工は外国人選手が入れ替わりましたが過去最強と語る布陣で初の連覇へ突き進みます。



相葉直紀
「これから駅伝で結果を残すこと、マラソンで自己ベスト以上の結果を残すこと、ここが自分の目標。優勝に貢献できるような走りをできるようにがんばりたい」

北村惇生
「仙台ハーフマラソンで無事日本人上位に入れたので自信を持ってこの大会にも挑める」

中電工 松長信也監督
「大会新記録で連覇、そこをまず目指していきたいと思ってます」

中国電力は去年、中国地方No.1の日本人ランナー菊地がまさかの失速で2位に…。

大ベテラン岡本が引退し若い力で常勝軍団復活を誓います。

中島大就
「例年に比べて質の高い練習ができた。達成率は100%自分の中で自信になった。」

池田勘汰
「昨年やっぱり優勝できなくてかなり悔しかった。目標に対して100%の力をぶつけられれば。」

中国電力 佐藤敦之監督
「悔しい2番でした…。今年1年テーマとしても絶対勝ちにいく」

去年、大会直前で外国人選手が故障し3位に終わったマツダ。ことしは充実のオーダーで5年ぶりの頂点を目指します。

木山達哉
「県駅伝を区間新で走ることが出来て結構状態は上がってきている。区間賞を取ってチームに貢献できる走りをしたい。」

定方駿
「去年はいい状態で臨めなかったのでリベンジしたい」

マツダ 増田陽一監督
「やってきたことは非常に自信持ってやってくれたと思いますんで。自分の限界を超えるチャレンジをやってほしいかな」

54度目の出場となるJFEスチール。3年目の矢野監督のもと「平常心」で悲願の初優勝を狙います。

岩崎大洋
「チームの初優勝を目指して貢献できる走りがしたい」

腰塚遙人
「昨年は一区で区間3番で2位とタイム差はなかったが勝ちきれなかった。優勝しないといけないのでチームの中心選手として区間賞を目標に走りたい」

JFEスチール矢野哲監督
「もちろん優勝は狙いますけどあまり意識しすぎずに、今の力を十分みんなが出し切るということを重点に置いていきたいなというふうに思います」

駅伝の町、世羅の大地で中国王者に輝くのはどのチームになるのでしょうか!?

※伝統ある中国実業団駅伝には11チームが参加。マラソンの倍近い80・8キロを7区間で競う。1位から4位までは元旦のニューイヤー駅伝のきっぷが与えられる。さらに5位にもチャンスが。4位とのタイム差が10分以内ならニューイヤー駅伝に出られる!



最後まで目が離せない中国実業団駅はあさって9日、日曜日、10時00分スタートです。