外を元気よく歩く小さな子犬…。生後5か月を迎える、メスの日向(ひなた)ちゃんです。7月、広島県の愛護センターから尾道市・生口島に住む家族に引き取られました。

最初は、少し緊張した様子でしたが、家具のにおいをかいだり、部屋をかけ回ったりして、すぐに打ち解けました。
里親の 平田江理 さんは、幼いころから大の動物好き…。SNSなどを通じて、イヌ・ネコの保護や譲渡活動に関心を持つようになりました。毎朝、決まった時間に海が一望できる場所を散歩しています。
里親 平田江理 さん
「常にお兄ちゃんのお尻から離れない」
オスのさん太くんも、平田さんが2021年、愛護センターで引き取ったイヌでした。もともと野良犬で、産まれた直後、センターに保護されたそうです。初対面の人には、怖がりな一面もありますが…。

平田江理 さん
「最初からひざの上に乗ってきて、すごく人懐っこい。家では全然、ほえない。トイレもすぐ覚えた」
日向ちゃんとさん太くんが、最近、ハマっていることを聞きました。
平田江理 さん
「おもちゃが大好き。2匹で奪い合いしている。日向は、さん太がとったのを取り返すのがすごく上手」
平田さんは、「譲渡犬の成長記録」を多くの人に知ってもらいたいと、SNSでも発信しています。
平田江理 さん
「(家族が)すごく明るくなった。毎日、笑っているし、会話がこの子たち中心の会話になる」
しまなみ海道が通る自然豊かな生口島…。平田さんは、人とペットが気軽に楽しめる施設を島に作りたいと話します。
平田絵里 さん
「誰でも使えるドッグランを作りたい。島には犬が入れない施設もあるので、もっと楽しく集まれるような施設を」
イヌやネコの里親がもっと増えるよう、これからも発信してきたいとしています。




































