25日午後、広島市安佐北区のJR芸備線で、高齢の女性が列車にはねられ、死亡しました。

警察や消防、JR西日本によりますと、25日午後0時40分ごろ、広島市安佐北区白木町三田のJR芸備線で、近くに住む89歳の女性が下り列車にはねられ、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

事故当時、列車には乗客18人が乗っていましたが、乗客にけがはありませんでした。

警察によりますと、現場は遮断器や警報器が設置されていない、いわゆる"勝手踏切"と呼ばれる場所で、線路を渡らないよう注意を促す看板が設置されていたということです。

この事故の影響で、JR芸備線は三次駅と狩留家駅の間の上下線で一時運転を見合わせましたが、約2時間後に運転を再開しました。