続いては、フラッシュ暗算です。まずは3秒間で3けた15個の数字の足し算から。

小林さんが手を挙げました。そして、答え合わせすると、正解です。

早川雅美 先生
「今、やった3秒がフラッシュ暗算検定の10段になります」
10段は10中、8問以上正解で合格だそうです。
さらに早くなります。2.4秒に挑戦します。

フラッシュ暗算の練習
― 8496。
「ありがとうございます」
― 合った人? 合うじゃん。
フラッシュ暗算ですが、全国にはまだまだ上がいるそうです。
ここで、「そろばん!あるある」を聞いてみました。

広島市商 珠算部 紙野聡実 さん
「そろばんやってる人あるあるで、そろばんとか電卓とかを『この子が』とかって呼んだりします。ちょっとぶつけたりしたら『ごめん』みたいな」
そして、ツメの手入れも、欠かせないそうです。

広島市商 珠算部 小林優太 さん
「自分もツメの長さをそろえたいので。今、全部長いんですけど、あさってから学校なので切らないと(検査で)ヤバい。2週間後にまた大会があるので、そこに向けて、ちょうどいい長さに切るようにしようと思います」
これまで大きな大会でなかなか結果が出せなかったという部長の紙野さん。

広島市商 珠算部 紙野聡実 さん
「今、後輩ががんばってくれているので、来年の目標が個人個人であると思うので、今まで支えてくれた分、それをわたしが今度は支えるという形でしっかりサポートしていけたらなと思っています」
ここから、また新たな広島市商・珠算部の歴史がスタートします。