子どもたちに「夢をあきらめない気持ちを持ち続けてほしい」という思いを伝えます。元F1レーサーでプロ自転車チームを率いる 片山右京 さんが、特別学校を開きました。

東広島市で行われたチャレンジスクールは、片山さんの自転車チームの下部組織「チーム右京レブ」が主催し、ことしで12回目。台風が近づく中、無事に広島入りした片山右京さん。

元F1レーサー 片山右京 さん
「(台風でも)飛行機が飛んでよかったです」

集まった小学生9人を前に特別スクールの校長として開校を宣言しました。

片山右京 さん
「必死になる。失敗とか結果を恐れないで、全力を尽くすのが一番大事です」

低学年から、まずは1回目のレースに挑みます。レースは、ランと自転車の組み合わせでタイムを競うデュアスロン。

走った後、自転車に乗り換え、さらにもう1周走ります。

終わると、片山さんがさっそくアドバイス。

片山右京 さん
「ほんのちょっとイスを上げてみよう。そうすると回転しやすくなるから」

実はこのチャレンジ、2回目が重要です。

片山右京 さん
「厳しいことを言うと、みんな、全力じゃなかった。自分の中で全力を尽くすんだよ」