広島県内の国道で、地下に260か所あまりの空洞が確認されたことが分かりました。
国土交通省の調査によりますと、全国の国道の地下で24年度、4739か所の空洞が確認されました。このうち119か所は、道路が陥没する可能性の高い空洞でした。

中国地方5県では空洞は合わせて約1000か所で、そのうち陥没する可能性の高い空洞は41か所でした。
広島県内でみると空洞は266か所。陥没する可能性の高い空洞は13か所で、全て修繕済みということです。広島県内で24年度、調査が行われた国道は96キロで、県内の国道全体の28%にあたるということです。

中国地方整備局では「道路の陥没を未然に防ぐため今後も継続して調査を実施していく」としています。