ことし5月のG7サミットで各国首脳の訪問が実現した広島市。その背景には、松井市長が就任以来、「迎える平和」を掲げて国際会議の誘致などに力を入れてきたこともあります。平和のまちづくりには、迎える平和を市民レベルで強化する狙いがあるといいます。
広島市 松井一実 市長
「どんどん広島に来て、見てもらって、そして、その国の中で広島のようにしないということをやる為政者を出してください、出しましょうよと。こういうふうな展開になるということをイメージしながら、広島が『迎える平和』をやり続ければ、どうでしょうね。大きな循環を目指して、いつまでも平和の象徴としていられると思っています」

平和大通りでは来年度から緑地の工事が始まります。飲食や物販などの施設については整備を担う民間業者を来年度に公募・選定、2025年度から実施設計・工事をします。2026年度に再整備を終える予定です。
比治山の平和の丘については、2026年度に放影研が移転した後、山頂の活用策を最終的に決定することにしています。
