5月27日(土) 広島 vs. ヤクルト(マツダスタジアム)

土曜日の先発は、今シーズン、初勝利を目指す 森下暢仁 。去年9月以来のマツダスタジアムのマウンドで初回、いきなり満塁のピンチを背負います。それでも前日にタイムリーを放っていた相手を抑えます。

3回には、オスナの強いゴロを今シーズン初めてのサード・スタメンの 田中広輔 が、ファインプレー。森下を盛り立てます。

中盤以降は、試合中にフォームを修正した森下の奪三振ショー。持ち球すべてが決め球となり、7回までスコアボードにゼロを並べます。
先週、森下へ1点も援護できなかった打線は、この日も6回までわずか2安打と苦戦しますが、0対0の7回ウラ。ノーヒットで2塁・1塁のチャンスを作ると、打席に入る前に「そろそろ打ってくるわ」と森下に伝えていた5番・西川龍馬 。有言実行の一打が決勝点になりました。

7回・無失点の森下は、4度目の先発で今シーズン、初勝利です。

広島カープ 森下暢仁 投手
「(右ひじの手術で)全然、投げられなかったんですけど、なんとか、きょう、マツダスタジアムで1勝できて、いいスタートがここから切れるように、チームのために腕を振ってがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします」
広島カープ 西川龍馬 選手
「いや、冗談半分で『そろそろ打ってくるわ』って言ったら、ほんまに打てたので、よかったです。交流戦前の最後になりますので、あした、勝って、しっかり貯金を作って、交流戦に挑みたいと思います。また、応援よろしくお願いします」