
広島カープ 九里亜蓮 投手
― 登板に向けて
「前回(17日 DeNA戦)、やられているんで、すごくくやしかったですし、そのくやしい気持ちを忘れずにやってきているので、しっかりとしたピッチングを、前回、ぼくが打たれてチームを負けてしまってるので、チームが勝てるピッチングをできるようにやりたいと思います」
― 前回登板の反省点
「なんとか粘り切って、リードした状態を保てれば一番よかったんですけど、それができなかったので。本当にくやしかったですし、もっと自分もそういうところで抑えて勝ちきっていけるようなピッチャーにレベルアップしていかないといけないなっていうふうに強く思いました」
― 中日打線の印象
「本当にいい打線だと思いますし、足が速い選手もいれば、長打が打てるバッターも、最近、ホームランを打っている選手もいますし、そういうところで注意をしないといけないところは注意をしないといけないと思うんですけど。後手後手にならず、しっかりと攻めていった中で最終的にいい結果になればいいかなと思います」
― 登板への意気込み
「今シーズン、マツダスタジアムの登板で勝てていないので、しっかり最後まで勝ち切れるようにがんばりたいと思います」
石田充 アナウンサー
意外なんですが、九里投手、今シーズン、地元ゲームでまだ自身に白星がついたことがないということなんですよね。ただ、24日の相手の中日戦では前回、バンテリンドームでは9回投げて、完封勝利もありますし、3試合投げて自責点「0」、つまりはドラゴン戦防御率「0.00」という好相性ですから、ぜひ、そのデータを味方にしてすばらしいピッチングを展開してほしいと思います。
あとは九里投手、今シーズン、いいのが送りバントを4回決めていて、まだ失敗がないと。本人も「これ、いいですね」ということを言っていましたし、あとは「ヒットを打ちたいな」ということを言われていて、非常にほかのゲームでも粘るシーンというのは今シーズン、見られるんですが、前回のDeNA戦もチャンスで打席に入って、ストレート1本に絞っていたら、変化球を3球投げられてですね、裏をかかれたというぐらい、九里投手の中でも今、打席に関して非常に強い思いで「ヒットを打ちたい」という思いがあるそうなので、投打にわたる活躍に期待して、4月27日以来の地元マツダスタジアムヒーローインタビューを見たいです。