【日曜日】

木曜日からの3試合連続、延長戦を戦ったカープですが、この日も疲れ知らずのがむしゃらプレー! 秋山翔吾 がライトへツーベースを放ち、攻撃の口火を切ると、2アウト1塁・2塁で今季2度目のスタメン・松山竜平 。セカンドへのあたりが巨人・吉川のエラーを誘います。連日、いいところで得点を運んできてくれるベテランの松山、カープが先制します。

カープの先発は、アンダーソン 。中13日のマウンドですが、長いイニングを投げてほしいとファンが見守ります。この日のアンダーソンは、キレのあるストレートと変化球がさえわたり、6回まで1安打無失点と巨人打線を封じ込めます。

7回には、ノーアウト2塁で打席にはアンダーソン。この送りバントが絶妙なところに転がり、内野安打となります。その後、2アウト満塁となって、4番・マクブルーム。赤星の投じたチェンジアップをうまくすくい上げると、満塁ホームラン。今シーズン、全試合で4番に座る主砲が意地を見せると、大きな援護点をもらったアンダーソンは、その裏もスイスイと三者凡退に斬って取ります。

8回には1点を追加して、なおもノーアウト2塁からこの日、スタメンの 田中広輔 。ダメのダメを押す7点目が入ります。

その裏、巨人は2番手・戸根から2点を返してなおも1アウト1塁・2塁。バッターは4番・岡本。代わった 島内颯太郎 が投げた2球目を鋭く打ち返しますが、残念。そこには忍者がいました。菊池涼介 のファインプレーで併殺。反撃の芽を完全に摘み取ります。

最後はターリーが、3人で締めてゲームセット。カープは、巨人に勝ち越し、G7広島サミットの影響で長期ロードに出てから5勝1敗、貯金を2としました。

広島カープ アンダーソン 投手
「自分自身としてはしっかり球を投げて勝負をして、チームを勝利に導けるようにがんばりました。(きょうは母の日なので)全てのお母さんにお伝えしたいんですけど、子どもたちをしっかり愛して、生活を人生を楽しんでください」