そんな経験から「誰でも弾ける楽器を作ろう」と思い立ち、インスタコードの試作機を作成。会社を立ち上げ、展示会や体験会を開催しながら、製品化するための資金およそ8000万円をクラウドファンディングで調達しました。


一般発売したのは去年9月。ネット限定ながら海外からも引き合いがあるなど反応は上々です。


インスタコード開発者 ゆーいちさん
「今までのギターでもピアノでもない。ハーモニカでもない。けど簡単に弾ける。弾けた楽しみが味わえるものが初めてだと思うので、それが支持を得てるんだと思います。」


縁あって、このたび、ふるさと広島の店で扱われることになり、この日は開発者自ら弾き語りを披露しました。

弾き語りを聞いた人
「若いときにギターをやっていたんですけど、コードを覚えるのが精いっぱいで。これ、チューニング要らないですもんね。あらゆる点でこのインスタコード、最高の楽器だと思います。」

一方、すでに購入済みのユーザーには使い方講座を開催。


ゆーいちさん
「こんな感じでやると、ちょっとピアノっぽくなります。」


簡単に弾けるという一方で、選べる音色は128種、しかも、性能は日々進化し続けているため、楽しみ方はどんどん広がっているようでした。

受講した人
「(コードを)数字に変換してもらっているので、その数字を押すだけ。」

クラウドファンディングで支援した人
「製作者さんと同じで、わたしも楽器が弾けないんですよ。
― 実際に手に取ってみて
「おもしろいです。よかったのが、購入した後でもちょっとずつ進化していったので。」