広島県福山市内の飲食店で料理を食べた7人が下痢や腹痛などの症状を訴え、福山市は13日、ノロウイルスによる集団食中毒が発生したと発表しました。
福山市生活衛生課によりますと、10日午後、市内の飲食店から「店の利用者が体調不良を訴えている」と連絡がありました。保健所が調査したところ、8日にこの飲食店が提供した刺身や揚げ物などの料理を食べた1グループ14人のうち7人が、下痢や腹痛などの症状を訴えました。いずれも軽症ということです。患者の便などからノロウイルスが検出されたことから、保健所は8日に提供した料理が原因の集団食中毒と判断し、飲食店を13日付で営業禁止処分にしました。