若鯉の生活拠点「大野寮」すぐ横にある安芸グランドホテル(広島・廿日市市)。部屋のベランダから宮島が一望できるロイヤルスイートルームに、練習後の高卒ルーキー4人がやってきました。

ドラフト1位 斉藤優汰 投手
ドラフト2位 内田湘大 選手
ドラフト4位 清水叶人 捕手
育成ドラフト3位 辻大雅 投手
プロ入り後、最初のテレビの企画収録に臨む4人。同級生だけでリラックスして話をしてもらいます。

斉藤優汰 投手
ぼくが勝手に(清水叶人[かなと]選手を)「なかと」って呼んでいます。何か、あったんですよ。なんだっけ?
清水叶人 捕手
神社で…

斉藤優汰 投手
神社に参拝に行ったときに名前を間違えられたんです。それをいまだに引きずって呼んでいます。
寮生活で仲良くなった4人にそれぞれ、どんなキャラクターなのかを聞きました。
ドラフト1位 斉藤優汰 どんなキャラクター?

ドラフト4位 清水叶人 捕手
(斉藤優汰 選手は)まじめですけど、何て言うんですか。たまにおちゃらける。みんなの前でおちゃらけないけど、2人の前ではおちゃらける、そういう感じです。

ドラフト2位 内田湘大 選手 どんなキャラクター?

辻大雅 投手
(内田湘大 選手は)すごく野球に熱心というか、気づいたら自主練習している。やるところはやって、オフのときはふざけたりとか。オン・オフ、しっかりしているなと思います。

ドラフト4位 清水叶人 捕手 どんなキャラクター?

斉藤優汰 投手
(清水叶人 選手は)ずっと明るい。でも野球はしっかりまじめにやっていて、同期の先輩の人たちともすごく仲がいいなと思っています。

育成ドラフト3位 辻大雅 投手 どんなキャラクター?

内田湘大 選手
(辻)大雅(選手)は、ちょっとまだ、まじめな感じなんですけど、ちょっと仲良くなっていくと、何があるかわかんないなというか、まだ、ベールを脱いでいないですね。わかんないですけど。これから楽しみです。

プロ入りして驚いたこと
プロの世界に飛び込んで、1か月が経った4人。広島カープに入って驚いたことを書いてもらいました。

驚いたこと「スピード」 斉藤優汰 投手
ボールのスピードとかもそうなんですけど、動きの速さだったり、自分はピッチャーなので滅入っちゃうんですけど、やっぱり本当に全然、スピードが違うなっていうふうに感じました。

驚いたこと「準備」 内田湘大 選手
自分たちの高校は、(ウォーム)アップが少なくて、多くて10分だったんですけども、プロは1時間とか、そういう長さで準備していて、やっぱり体へのこだわりというか、大切さというのを、こういう準備っていうところで学びましたし、練習1個1個の切り返しのときの準備とかも一流の選手ほど早くて、驚かされたなって思います。

驚いたこと「ピッチャーの球」 清水叶人 捕手
高校生の球とは全然違ったピッチャーの球速だったり、変化球の切れだったりが本当にすごくて、いつも驚かされていますね。みんな、本当にすごいですけど、一岡(竜司)さんのフォークが本当にふつうに落ちるんじゃなくて、揺れながら落ちるので、自分がバッターだったら、あれは打てないなと思います。最初は捕れなかったときもあったので、本当にいつも隣りで受けている先輩のキャッチャーとか見てていてもすごいなと思いますし、みんながみんな、プロのピッチャーは本当にすごいので、ここから自分もうまくならなきゃいけないなっていうのはありますね。

驚いたこと「ピッチャーの球威」 辻大雅 投手
高校のときに戦ったすごいピッチャーと比べてみると、やっぱり自分が思っていたすごいピッチャーとは全然違うような球を投げていたので。球の質もそうですし、球威も全然違って、自分も隣りで投げていたりするんですけど、何か自分に足りないものが得られるのかなと思いました。

続いては、ことし、入団した同期の中で誰が一番しっかりしているかを聞きました。