広島では3年ぶりに木下大サーカスが開催されています。この広島公演に、特別な思いを持つ団員に密着しました
木下サーカスの華、空中ブランコショー。その中でも最高難度の技「目隠し飛行」を決めるのは、サーカス団員歴24年の服部健太さん(45)です
木下サーカス 服部健太さん
「脇にバーを挟んで帰るのが、いい帰りかた。体のどこかにあたれば反応する感じ。(空中ブランコは)恐怖を楽しめるくらいの感じがいい」
広島公演開始10日前、テントの設営が団員総出で行われていました。重機の操作や電気工事や溶接など、団員がほとんどの作業にあたります。

団員
「(公演は)三か月間ある。強風にも耐えるように」
服部健太さん
「他人任せにできない。自分たちでやる舞台なので、何かトラブルあったときも自分たちで対処できる」
サーカスの技だけでなくテント設営技術もなんなくこなすベテランの服部さん。実は、サーカスを一度引退しています。