木の上から食べ散らかして…対策も虚しく
取材日の朝も、梨の木の下には大量の食べ散らかした跡が残っていました。
Q.どんな被害が?
三上農園 三上早苗さん
「枝が折れて、ここの上に座って食べるんです。この木だけだったら(被害は)30~40個」

丁寧に袋がけされて育てられているナシ。品種によって、8月下旬から10月にかけて順番に熟すため、先に収穫するわけにもいきません。この地域では、大音量でラジオをかけたり、忌避剤を撒いたりするだけでなく、夜には火を焚いて何とか追い払おうとしていますが、連日の被害は収まりません。酷い場合では、1日で250個、今年すでに2000個被害に遭ったという農園もあります。
Q.お気持ちは?
大石農園
「毎日毎日(ナシが)無くなるまで(クマが)来ました。まぁ心折れるってもんじゃないです。どうしたらええんじゃろうって思います」

この地区には、7月末に初めて、クマ用のハコ罠も設置されました。
クマレンジャー 坂根憲昭さん
「だいぶ丈夫です。これなら逃げません。たくさん設置させてくれたらいいと思うんですよね」
地域には、クマは少なくとも2頭いるとみられています。収穫期までナシを守るために、農家の人たちは、昼夜を問わず、対策に追われています。



































