被爆から81年となった6日、広島市の平和公園では、平和記念式典が執り行われました。総理大臣として初めて平和記念式典に参列した高市早苗総理。与党内から非核三原則の見直しを求める声があるなかで、何を語ったのでしょうか。

高市総理のあいさつ全文

本日、被爆から81年となる朝を迎えるに当たり、内閣総理大臣として、ここ広島の地において、原子爆弾の犠牲となられた方々の御霊に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げます。

そして、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からのお見舞いを申し上げます。

81年前の朝、一発の原子爆弾によって、広島の日常は一瞬にして断ち切られ、お一人お一人のかけがえのない命が容赦なく奪われました。

街は焼き尽くされ、多くの方々が積み重ねてきた暮らしや、将来に向けた願いのすべてが、一瞬にして失われました。

一命をとりとめた方々にも、目に見える傷だけでなく、長く続く苦しみをもたらし、言葉に尽くせない悲しみの記憶が刻まれました。

廃墟となった街が復興を遂げた今日、広島の記憶は、人の命と尊厳がいかにもろく失われ得るかということ、そして平和の尊さを、今を生きる私たちに問い続けています。