予算不足に悩む「地域の憩いの場」の苦肉の策

広島市の多くの集会所は、市から管理・運営を任された住民たちがボランティアに近い形で維持しています。

収益事業は禁止:維持費を賄うための最小限の利用料しか徴収できません。設備の見直しが困難:予算が限られており、古くなった備品の新調が後回しになりがち。

今回落札されたテーブルは、送料は別ですが市価の約1/4という破格の値段。「運営予算がほとんどなく、備品を新しくしたくても困っていたので本当に助かりました」と、集会所運営委員は安堵の表情を浮かべます。