政府は先ほど、122.3兆円の来年度予算案を閣議決定しました。社会保障費などが伸びたほか、金利の上昇などから国の借金の支払いが膨らみ過去最大の予算となっています。財務省から中継です。
積極財政に警鐘を鳴らすマーケットをよそ目に、補正予算や税制改正に続いて、本予算でも高市総理の意向が反映された形となりました。
一般会計の総額は今年度を7兆円上回る122兆3092億円で、2年連続過去最大となりました。
財務省が“メリハリ”を求めた診療報酬の改定では、高市総理自ら、厚労省や医師会の要望どおり医療従事者の人件費アップを認め、「社会保障費」は39.1兆円まで膨らみます。
また、「防衛費」は初めて9兆円を超えています。
一方、最大の焦点だった新たな借金=国債の発行額は29.6兆円と、大台の30兆円以下になんとか抑えました。
政府高官は「総理はマーケットをかなり気にしている」と明かします。背景にあるのは、先週成立した補正予算。規模や国債発行額が大きく、財政悪化の懸念から長期金利の上昇や円安が進行。反省を踏まえ、高市総理は「国力を衰退させる」とも唱える“財政規律”にもある程度配慮せざるを得なかった形です。
『強い経済のための積極財政』が『無責任な放漫財政』にならないか、今後もマーケットの冷徹な視線が注がれることになります。
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