来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場予定の日本代表選手8人が26日に発表され、侍ジャパンの井端弘和監督(50)が都内で取材に応じた。
メジャー組ではすでに出場を表明していた大谷翔平(31、ドジャース)が2大会連続の出場。さらに大谷の花巻東高の先輩・菊池雄星(34、エンゼルス)が初選出、松井裕樹(30、パドレス)が3度目のWBC出場となった。
国内組は23年に大谷らと世界一を経験した伊藤大海(28、日本ハム)や大勢(26、巨人)が2大会連続の選出。WBC初出場は前回大会でサポートメンバーとして代表帯同経験のある種市篤暉(27、ロッテ)や、強化試合で代表経験のある平良海馬(26、西武)、石井大智(28、阪神)が第一陣代表選手として名を連ねた。
8人全員が投手陣となり、「ボールに対応するため」とWBC使用球の適応が要因と明かした井端監督。今回発表したメジャー組の選手には「当然力ある選手なので、キャンプ等でいい調整をして、集合の時に来てもらえればいいかなと思ってます」。
大谷については「グラウンドで暴れてもらえれば周りにも良い影響しか与えないと思います」。菊池にも「まず自分の調整に努めてもらえれば。そこでプラスアルファ国内組も含めてだと思いますけど、アドバイスを求めるんじゃないかなと思ってます」と期待した。
前回大会でも活躍した山本由伸(27、ドジャース)、今永昇太(32、カブス)ら注目のメジャーリーガーらは今回のリストにはなく、今後の選手選考に向けて指揮官は「MLBから返事がない選手もいますんで、その辺と国内との調整があるんで。まずはそっちから返答がきて、ある程度プランは一つ二つって立ててますけど、その辺が決まってくれば一気に決まるのかなと思っています。野手も含めて1月中旬ぐらいには」と見通しを語った。
第6回を迎えるWBCは2026年3月に開催。日本は韓国、オーストラリア、チェコ、台湾と同組のプールCで、3月6日に台湾と初戦を迎える。














