林実拓さん
「小さなことが積もってボーンとなったとか、先生が合わなかったとかだと思います」

小学3年生から学校を休みがちになり、6年生から不登校になったと言います。4月から、カウンセリングを併設したスクールで、プログラミング教室に通い安西さんの授業を受けてきました。

林実拓さん
「自分は昔からプログラミングがすごく好きでやってたら、夢中になって時間がすごく過ぎている」

子どもたちを精力的に指導して回ります。初めての指導も無事終了しました。

林実拓さん挨拶
「子どもたちが凄い出来ててびっくりした、見てる方が楽しかったです、有り難うございました」(拍手)

受講した小学校4年生
「楽しかったし、新しい作り方が学べてよかったです」
受講した小学校6年生
「安西先生より自分に近い年齢というだけあって教えてもらいやすかった」

講師の安西さんも中学時代不登校だったそうです。

GeneLeaf代表 安西翔平講師
「こういった活躍できる場所とか、好きな得意なことを生かして世の中に貢献できる機会というのは、不登校当時の自分には必要だったので、そういった場を一つ作れたのは良かったと思っています」

スクールを主催する小田原さんは、林さんが自信を持って指導する姿を見て安心したといいます。

能力開発スクール GtoF 小田原順蔵代表
「元々は小中学生の不登校の支援もしていて、そういう不登校の子たちって自分なりにすごく才能を持っている子って結構いるんですよね。自分の好きなことを才能として将来に生かしてもらう、そういうここが場になればという思いでやっています」

林さんは将来、エンジニアなどプログラミング関係の仕事がしたいと話します。

林実拓さん
「学校に行かないことは不安は不安ですけれども、やっぱりプログラミングという存在があるおかげで元気にと言うか暇がなくというか生活できています」

不登校の生徒を支援する能力開発スクールを主催する小田原さんは、「学校に行かないことで落ち込むのではなく、林さんのように好きな事を見つけ毎日生活してほしい」と話しています。