広島県東広島市の自宅で大麻を所持していたとして、16日、逮捕された広島県警の警察官の男は、前職の高知県警で薬物捜査に携わっていたことがわかりました。

麻薬取締法違反の疑いで送検されたのは、東広島警察署刑事第二課の巡査・宗岡拓己容疑者(30)です。警察によりますと、宗岡容疑者は自宅である官舎で、大麻を所持した疑いが持たれています。警察の調べに対し、宗岡容疑者は容疑を認めているということです。

広島県警は、高知県警から、宗岡容疑者が大麻を使っているという情報提供を受け、合同で自宅を捜索し、乾燥大麻を発見したということです。宗岡容疑者は、2024年3月まで高知県警に所属。退職して、4月から広島県警で勤務していました。高知県警によりますと、宗岡容疑者は、薬物捜査をした経験もあるということで、警察は、事件の詳しいいきさつを調べています。