都市部と同水準の「エリア・支店採用」増加

さらに取材を進めると、就活のトレンドが見えてきました。コロナ禍以降、東京の企業に応募する学生は増えたものの、実際に勤務地としたのは全体の1割ほどです。

仁井明美課長(大学キャリアセンター)
「(企業は)関西・関東だと人を集めやすいが、中四国・九州は集まりづらい。エリア採用や支店採用を枠を増やす企業が多い」

都市部と同じような手厚い待遇を地方に持ち込む企業が増えています。

仁井明美課長(大学キャリアセンター)
「関西・関東の給与水準を地方に持ってくる。地元就職でネームバリュー・規模感の大きい企業にチャレンジする両方の思いがマッチした」