ワンフロアとしては広島市中心部で最大級となります。100円ショップのダイソーが、中国地方で初めて広島市内の百貨店に出店しました。

小林康秀キャスター
「広島三越のエスカレーターです。見慣れた看板が見えてきました。7階のフロアの大半がダイソーになります」

これまで福岡と松山の三越に出店したダイソーの店舗の集客が多いため広島三越が出店を打診し実現しました。広さは330坪で、ワンフロアとしては広島市中心部で最大級となります。

訪れたお客さんは「場所的に高級感がある」や「1度に買い物が済む。時間もとれてうれしい」と話していました。

ダイソー店舗開発本部 渡邊有和本部長
「(百貨店には)ダイソーを普段からあまりご利用されない方もいらっしゃると思う。そういった方々にも、この機会にダイソーを利用していただきたい」

店では、デパートの客層より若い世代をターゲットにしました。化粧品のコーナーでは、国内2店舗目ととなるテスターを導入。知育玩具などのおもちゃのコーナーでは、商品を試せるスペースも設けました。広島三越では、普段デパートを訪れない層の来店を期待しています。

広島三越 栗栖史行マネージャー
「7階に目的買いとしてきてもらい階段やエスカレーターを通してこういったお店があるんだというところで楽しんでいただければ」

小林康秀キャスター
「ダイソーは本通りのスリーコインズなどの店の目の前に、別ブランド「スタンダードプロダクツ」と「スリーピー」を構えます」

ダイソーは八丁堀のオフィス街から本通り商店街に、スタンダードプロダクツなどを移転させて、合わせて110坪の店舗を11月14日にオープンさせます。ダイソーでは「身近に商品を手に取ってもらえる取組みをしたい」としています。