きょうは金曜日ですが、職場での飲み会に行く方も多いのではないでしょうか。ただ上司からの誘いは最近若手社員に敬遠されがち…ということで、社内交流に飲み会ではなく、スポーツを活用するサービスの提供が11月1日から広島県福山市で始まります。

このサービスを提供するのは福山シティFCの元選手、隅田航さんたち4人でつくる団体、「Relay PROJECT MEMBER」です。福山市内の企業向けにフットサルなど屋内スポーツの企画から、会場の手配、当日の司会進行までを有料で提供します。飲み会に代わる社内交流の選択肢を示すことで、若い人材の採用に生かしてもらう狙いがあります。

10月29日の体験会には12の企業や団体から経営者や人事担当者など約20人が参加しました。中には「おじさん」世代も…。

福山市役所の渡辺真悟 経済部長です。
参加者「シンゴ~」

円滑なコミュニケーションのため愛称で呼び合うのがルール。「部長」などの役職で呼ぶのはNGです。普段は難しい顔をする市の幹部も、1回り以上年下の人たちと交流します。

参加者
「スポーツを通じて、ハイタッチだったりとか、声かけをしたりというところに、コミュニケーションが大事だなと感じて」

Relay PROJECT MEMBER 隅田 航 代表
「自然にハイタッチやグータッチなど生まれて、普段行なわれないようなコミュニケーションがきょう、見られたのがすごい良かったです」