
けさ(12日(金)朝)の広島県内は、北部を中心に雨が降っている所があります。昨夜からけさにかけて、停滞している秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、上空には寒気も入り、大気の非常に不安定な状態が続いています。降り始めからの雨量は、神石高原町油木で87.0ミリ 廿日市津田で52.5ミリ 広島市中区で50.0ミリを記録しています。1時間雨量(最大値)は、広島市中区で32.5ミリの激しい雨 大竹で27.5ミリの強い雨を観測しています。広範囲で土砂災害警戒情報が発表され、大雨となりました。
このあと夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となります。断続的に雨雲が流れ込み、雨脚が強まる時間もあるでしょう。きょうも引き続き、場所によっては激しい雷雨になる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水・河川の増水に警戒してください。
