5日午前、広島市南区にある広島大学霞キャンパスの工事現場で砲弾が見つかりました。

警察によりますと、午前9時過ぎ、霞キャンパスにある病院の職員から「工事現場から砲弾が見つかった」と110番通報がありました。
薬学部講義棟跡で行われている工事の関係者が、長さ約60㎝、直径15㎝ほどの砲弾を見つけたということです。キャンパスの一部や、敷地に隣接する市道の一部で通行が規制されています。
砲弾は旧陸軍の15センチ砲弾とみられ、信管がないことから爆発の危険性はないということです。

広島大学病院によりますと、患者の診察などは通常通りだということです。
広島大学霞キャンパスは、かつて、砲弾などを保管する陸軍の兵器補給廠があった場所で、5月にも同じ工事現場から砲弾が見つかっています。