
日本海にある前線が、あす18日(木)にかけて、日本の南岸まで進むため、あすは広島県内で雨脚が強まり、激しい雨が降る時間がある見込みです。
この前線が通過した後は、北側の空気の影響を受けるため、これまでにくらべると最高気温が下がる予想です。
広島県内の最高気温は、16日(火)は府中市で35.5℃、17日(水)は安芸太田町加計で34.8℃でした。あす以降は、30℃を少し超えるくらいにとどまり、35℃前後となる「猛烈な暑さ」は、これでラストとなりそうです。

ただ気象庁は、中国地方に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。22日ごろからの約5日間は、かなりの高温(平均気温が平年差+2.2℃以上となる確率が30%以上)となる見込みです。ピークは去っても、平年よりは高い状態が長く続きますので、しばらくは残暑にご注意ください。
※「早期天候情報」とは
その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。