
ファーストクラスは、これまで羽田から札幌や沖縄などへの国内線に導入されていて、広島便は7路線目です。

日本航空 広島支店 門屋秀臣 支店長
「来年、G7を控えて、広島が内外から広く注目をされている中で世界的なホテルチェーンの開業もあって、こういう状況を踏まえて航空会社としてもより高品質なサービスの提供が必要だと判断して、広島線にファーストクラスサービスを導入することにいたしました」

優雅な空の旅とは、どんなものなのか。まずは手荷物検査から…。

貴船桃佳 記者
「普通席であれば20キロまでの重さ制限のところ、ファーストクラスでは45キロまで預けることができます」

搭乗までの時間の過ごし方も違います。
貴船桃佳 記者
「ファーストクラスの利用者は、こちらのラウンジも利用することができます」

ラウンジでゆったり過ごして、いよいよ搭乗です。

貴船桃佳 記者
「ファーストクラスは優先搭乗ができるということです。さっそく乗らせてもらおうと思います」

ゲートを通り抜け、機体に乗り込むと、すぐ目の前にファーストクラスの5席が! 座席は機体前方にあって、個室のような空間です。

大型テーブルを使っての最大の楽しみは、ファーストクラスでしか味わうことのできない機内食です。名店のシェフが月替わりで監修したメニューが提供されます。

貴船桃佳 記者
「イワシの香草焼きをいただきます。パン粉はサクサクで、イワシの身は味がしっかりついていて、とってもおいしいです」

メニューは、朝・昼・夜、そして、行きと帰りで変わる充実ぶり。広島の食材を生かしたメニューも登場する予定だということです。

日本航空 客室サービスグループ 伊藤綾香さん
「機内ではこだわりが詰まった機内食や極上の肌触りや質感の高品質な本革でしつらえたシートなど、細部までこだわったファーストクラスならではのおもてなしの空間をご堪能いただきたいと思います」

― これまでJALの広島便にはファーストクラスがなかったんですね。JALが広島便に期待している表れでしょうか。

― 第8波がやってきそうな中、交通関係の会社、旅行業界はこれまでの経験が問われることになります。ライバルが手を組む柔軟性。陸と空のライバルは、今回のツアーの経験を経て、今後、どんなタッグを組むのでしょうか?