高校生の親
「Q物価高は気になりますか?そりゃ気になりますよ、何だって高いし。葉もの野菜も」
中学生の親
「恐怖でしかないですよね。生活が2拠点になるなんて、想像すると怖いですよね」
子どもが東京の大学卒業
「仕送り金額は大きかったです、東京なので。お給料のかなりを占めていたと思います」

小学校の親
「物価が上がって十分仕送りができるか、自分の収入がまだまだ上がってないので心配です。できれば不自由なく生活できるような仕送りをしてあげたいですね」

全国大学生活協同組合連合会 広報調査部 大築 匡 部長
「学業に影響するような働き方(アルバイト)をしている学生さんも多分いるんだと思うが、物価が非常に高くなってきているので、家計のほうでも無理をして仕送りを増やさざるを得ないというのが2024年以降の傾向になるのではないかと思っています」
春は、まもなく。みなさんのお宅では、仕送り、どうしますか?

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中根夕希キャスター
ここ10年の1か月の仕送り額はおよそ7万円で推移していましたが、2022年は、コロナ禍で親の収入が下がったことなどから、6万円台に下がりました。そして2023年は7万120円。仕送りは7万円台で推移しているのに物価がどんどん上がると、厳しいですね。家賃などの「住居費」も年々少しずつ上がっていて5万4130円。1か月のアルバイト収入もコロナ禍から持ち直して3万6110円。どれくらいアルバイトをしているのかというと、1週間あたり平均で「12・2時間」ということです。(※全国大学生協連 学生生活実態調査 2023年調べ)

青山高治キャスター
近い将来、自分も子どもの仕送りが始まりますが、我が子が食事を削るのもアルバイトばかりなのも心配。どこで学生生活を送るか、地域差もありますよね。
中根夕希キャスター
家計も苦しいけれど、学生さんが学業に専念できる環境が整えばいいなと感じます。
