さらにその裏には長打と確実性を求めて今シーズンから手にした “新しいバットの存在” がありました。

松山竜平 選手
「いつもは本当に扱いやすいようにと思って、バットは作っていたんですけど、ことしに関しては正直、なんて言ったらいいんだろう…、外国人選手が扱うようなバット。芯が広くて、でも、ちょっとトップの方にバランスがあって。長さもちょっと伸ばして、より遠心力を使って飛ばせるようにとは思って」
オフには毎年、欠かさず、バットの試行錯誤を行うも、結果的に扱いやすい、いつものモデルに戻していましたが、今シーズンはこの “新しい相棒” に自信を持ちます。
松山竜平 選手
「ことしに関してはずっと今、これを使い続けてきているので、久しぶりにいい
バットと巡り会えたなと思っています」

ゴールデンウィークで真っ赤に染まるライトスタンドに描いた放物線。新たなバットで放った一発の手応えは、その手にしっかりと残っています。
松山竜平 選手
「本当、久しぶりの感触だったので。おととしも2本打っていますけど、そういう感触がなかったので、それより前ですね、本当に」